機関誌「花みずき」

在宅療養最新の事情

往診医師  大頭 いづみ

 平成28年4月から「グループホーム 花みずき」へ月に1回往診をしております、大頭いづみと申します。以前から在宅への往診していたのですが、この度初めて、ご挨拶をさせていただきます。
 在宅へは、ナース・薬剤師さんとともに三人で身軽にお邪魔するのですが、グループホームには一人で全員分のカルテを持って、最初はそれこそ乗り込んでいくような気構えでいました。でも今は、こちらもお邪魔させてもらう、くらいの気持ちがいいのかなと思っています。日中はホールで過ごされている方が多いのですが、可能であればお話は個室でさせていただいています。皆さんのお年頃を考えると、大声で話す必要があることが多いからです。
 でも、個室でということなると、そこは利用者さんの「テリトリー」なわけですから、踏み込みすぎないように、と無意識に思っている自分に気づきます。帰宅願望があり、ここに馴染みきれていないのだろうな、と感じるお部屋もありますが、だとしてもズカズカと入ってこられたら、たぶん私ならびっくりするだろうなと思うからです。
 往診し始めて半年以上経ちましたが、月に1回のおしゃべりが積み重なっている方は少数派で、だいたいは毎回自己紹介して、「また来月も来ますのでよろしく~」で終わることが多いです。こうやって書いてみると、なんとも楽しい世界です。

 様々なペースで会いに来てくださるご家族の皆様、そして毎日密に関わっているスタッフとはまた別の、「たまに来てくれるような気がする女の人、あぁ、あのいつも笑っている人ね」くらいの立ち位置でお邪魔できたらなと思っています。あ、違った、「初めて来たあの人、よう笑っとったな」という感じでしょうか。そんなわけで、情報収集は主にスタッフからしています。それに加えて、直接会って自分がどう感じるか。アンテナを立てながらのおしゃべりです。
 利用者さんもご家族もスタッフも、ついでに私も幸せな気持ちで過ごせるように、微力ながらも関わらせていただきたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。

 ちなみに・・・。10年以上前に沖縄で勤務していたことがあるのですが、戻ってきてから髪の毛がボロボロになっていました。強い日差しのためでしょうか。でも、今は髪の毛の健康さにはちょっと自信あり!たまに、在宅で院長に似ていると言われ、なんとも返答に困るのです
が・・・。とりあえず。この自信は保てるように頑張ります!