播磨とともに歩むケアと医療を考える会



第19回 播磨とともに歩むケアと医療を考える会

 平成20年11月29日 姫路市市民会館で行われた講演会及びディスカッションには、82名の方々が参加されました。

《テーマ》 がんになったら「緩和ケア」 ~がん治療と一緒にはじめましょう~

《報告》
第一部の講演においてまず、現代医療ではがん患者の痛みと不安になかなか対処できないことが指摘された。がん患者には多角的、全人格的なケアが必要である。だからこそ緩和ケアがふさわしいということを学んだ。さらに、切れ目のない緩和ケアが受けられるような環境作りが必要であるというお話であった。
また、ホスピス病棟でスピリチュアルケアにあたる藤原さんは、自己の存在に対する不安が大きい患者さんに対して、自己治癒力を引き出すお手伝いをされている様子を話された。そして、患者さんの「なぜ」という問いかけを聴いてあげることがとても大事であるとのことである。
次に、薬剤部の岩崎さんは、適切な緩和ケアにより痛みから解放されることが究極的には患者さんの生活の質をあげることにつながるというお話をされた。
また、医療ソーシャルワーカーの柿本さんのお話を聞き、療養生活にかかる経費を支援する制度が諸々存在することを知った。これらを有効に利用するためにも専門員に相談しようと考えた方が多かったのではないか。
全般的には、緩和ケアにあたって各分野の専門家が集うチームケアの重要性が語られた。
第二部の質問コーナーでは、通院にかかる交通費について具体的な質問が出た。また、近年「連携」の必要性は理解されているが、他職種同士のみならず、例えば院内と退院した後に関わる調剤薬局の薬剤師同士が連携することの有用性も確認された。現に、姫路市でもそのような動きが始まろうとしているようである。

《次回予定》2009年2月14日(土)
《詳細》未定